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【就活】一般職の志望動機|何が求められる?

 志望動機はたいてい「先輩社員の人柄を見て、この会社が自分に合っていると思ったため」や、 「社風がいい」などと書いておけばよいのですが、「なぜ一般職なのか」と聞かれた場合、 なんと答えるべきでしょうか。

 

この記事の要点

  1. 重要なのは、仕事の頼みやすさ
  2. ビジネスの創造ではなく、携わる
  3. ビジョンの一致をアピールしよう
  4. いやだ・できない」などの後ろ向きな志望動機はNG


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一般職と総合職は求められている能力が違う

 必要なのは、仕事の頼みやすさ

 一般職と総合職では仕事も違えば、求められている能力も違います。

 入社直後こそ一般職と総合職で仕事は変わりません。電話番や資料作成などの雑務、 郵便物の発送だったり会議室の予約、部署で扱うお金の管理、備品の管理など基本的な仕事です。

 しかし、総合職は数ヶ月後には実践的な営業部だったり、設計部だったり、経理部などの責任ある仕事につく一方で、 一般職ではその雑務が続きます。

 銀行や商社の一般職も仕事内容は異なるもののイメージは同じです。 銀行の一般職は預金部門でお客さんと顔を合わせた仕事をするとともに、預金や保険の加入を促進する活動を行ったりもします。 商社の一般職は与信調査(取引先の信用調査)や海外情勢の収集、入金の管理などです。

 これらの仕事は、総合職も入社直後に経験しますが、半年~1年程度で異動になり、もっと責任の重い仕事につきます。 総合職は新たなビジネスを創造したり新規顧客を開拓したりと、「意思決定」が重要な能力になっていきます。

 総合職の「意思決定」に基づき、一般職は効率的に確実に業務を遂行します。

 総合職はまさに会社に利益を出すために仕事をする職です。 会社の利益のために働き、幹部候補生として、いずれは役員になることが期待されており、 年次を重ねるごとに経営者的な視点も必要になっていきます。

 一般職は、総合職が仕事をしやすい環境をつくるためのサポート的な職です。 誰でもできる仕事といえばそうですが、幹部候補生にとっては「めんどうな仕事」でもあります。 それを一般職が処理し、総合職が高度な仕事に使える時間をつくるのが一般職の役割です

 志望動機を考える上で、この違いは押さえておきましょう。 一般職の志望動機を書くにあたって、総合職の志望動機と同じように書いてしまうと、 「じゃあ総合職のほうが向いてるんじゃない?」と言われてしまいます。

 

一般職と総合職の志望動機の違い

 ビジネスの創造ではなく、「携わる」!

 一般職と総合職の違いは、総合職はビジネスを創造する一方で、 一般職はすでにあるビジネスを発展させるという点です。 志望動機の書き方としては、総合職は「こんなビジネスを生み出したい」と書きますが、一般職は「このビジネスに携わりたい」と書くことになります。

 総合職の場合は「将来の夢(就職活動の軸)」を中心に、実現したい理想を会社にぶつけるのがエントリーシートでした。 一般職も基本的な部分では変わりません。「自分の理想」と「企業理念」が一致している、類似していると言えたらいいのです。 会社の人事としては総合職でも一般職でも、志を同じくした人を集めたいところです。

 「なぜこの業界なのか」と聞かれたら、「就職活動の軸」に従って、「夢を実現できそうな業界だから」と答えるのは、 総合職も一般職も同じです。まだ「就職活動の軸」を考えていない場合は、 就職活動の軸を参照してください。

 総合職が新たなサービスや製品を生み出していく一方で、一般職はそれを拡大する業務を行います。 銀行一般職なら、新たに開発された金融商品を窓口にきたお客さんにすすめたり、 商社一般職なら、法規制の調査や輸出入の手続きを行うことで、新たなサービスを実行します。

 よく就活生から「一般職を希望しているのに総合職をすすめられた」 「総合職を希望しているのに一般職をすすめられた」という話をよく聞きます。 これは、志望動機を総合職向けに書いてしまっていたり、一般職向けに書いてしまっていたりするためです。

 もしすでにエントリーシートを書き終えているのであれば、「発展」か「創造」かの視点で志望動機を読み返してみましょう。

 

一般職の志望動機のコツ

 ビジョンの一致をアピールしよう!

 一般職の志望動機コツを紹介します。

 まずは経営理念を読んで、自分の将来の夢と照らし合わせてみましょう。 「私もこういう夢があり、貴社の経営理念と一致していると思いました」 という風に書いていくのです。

 会社のビジネスを例に出して、例えば商社なら 「国境にとらわれずたくさんの人の役に立てる海外事業を通じて、たくさんの人と関わりたい」 銀行なら「窓口業務を通じて、たくさんの人の生活を支えたい」というように、 「このビジネスを発展させることで私の夢を実現します」と書きます。

 しかし面接では「なぜ総合職ではなく一般職を希望したのか」と問われることが多いです。

 そこで、一般職と総合職の違いをかんがえて、一般職の役割を認識することが重要です。 「総合職は0から1を生み出し、一般職は1を10や100にする」という言葉は違いをよく表しています。 面接で「なんで総合職にしなかったの?」と聞かれたときには、このように答えるのが良いでしょう。

 ほかにも以下のようなコツがあります。

 

一般職の志望動機のNG

 「いやだ」など後ろ向きな理由はNG!

 後ろ向きな志望動機はNGです。「自分に総合職は無理だから」という答えはしてはいけません。 無能アピールになってしまいます。同様に、「営業は無理」「残業は嫌だ」「転勤は嫌だ」 というような言い方をしてはいけません。

 ここが難しいところです。一般職はサポートが仕事なわけですが、 キツイ仕事がないのは副次的なものです。サポートはキツくはないかもしれませんが、大事な仕事です。 そこで「働きたくないアピール」をしてしまうと不採用です。

 

前向きな志望動機をつくる

 本音を前向きに言い換える

 上のような本音を、前向きに言い換えてみましょう。

「自分が先頭に立って仕事をするより、後方支援のほうが向いていると思うため」
「特定のエリアでそのエリアの専門家として役立ちたい」

 と言い換えます。 一般職の志望動機のコツは、会社の募集要項に書いていないメリットは、ないものとして志望動機を書くことです。

 例えば、「産休が取りやすい」「有給が取りやすい」「残業が少ない」「休日出勤がない」 「福利厚生を利用しやすい」といったものは、書かないほうが良いでしょう。

 というのは、会社の建前は産休も育休も有給も総合職、一般職の区別なく与えている制度であって、 一般職だけのメリットではないためです。実際には総合職だとなかなか使いづらい制度ではありますが、 「総合職には使わせない」と言ってしまうと違法になるため、あまりつっこまれたくないところです。

 仮にこのあたりを志望動機に含めるとしても、単に「福利厚生が充実している」「女性が働きやすい環境が整っている」とまとめてしまいましょう。

 

「サポートするのが好き」

 サポートタイプの人間だとアピールしよう!

 一般職の志望動機の原則でしょう。総合職の就活で使う、リーダーシップの経験は逆効果になります。 「そんなに先頭に立つタイプなら総合職のほうが向いてるんじゃない?」と言われても困ります。

 そこで、サークルの副リーダー、部活の副部長のほか、書記だったり会計だったりと、リーダーや長でない経験を語るのが良いです。 指揮、統率ではなく、指揮、統率をとる人のサポートが得意だというアピールをしましょう。

 

「バリバリ働くアピール」

 バリバリ働くアピールをしよう!

 現代の一般職は、お茶くみや電話番が主な仕事というわけではありません。昔は総合職がしていたような仕事もやる場合があります。 「女性の活用」「女性の社会進出」が一般化した現在、プライベートを充実させたいという志望動機では採用されません。 やる気がないと思われてはいけません。

 バリバリ働く気がなくても、志望動機を言う段階ではバリバリ働くアピールが必要です。 面接では「必要ならば残業もします」「希望の日に有給が取れなくても大丈夫です」というように、 心にもないことを言っても大丈夫です。

 実際には総合職ほど厳しくありませんし、お茶くみや電話番など、社外の人の応対もしなければならないので、 突然の来客でも対応できる程度の仕事しか回ってきません。

 私の会社でも一般職の人は、バリバリ働く志望動機を書いて入社しておきながら、 仕事中はわりと雑談してます。というより、会社のエライおじさん方が雑談をふっかけてきますので、 実際に仕事をしている時間は6時間くらいでしょうか。それでも残業は不要なほどです。

 

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志望企業の内定者はどう書いた?内定エントリーシートを見よう!(その2)

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プロフィール写真

著者:村田 泰基(むらた やすき)
 合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。 その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、8年間に渡り学生の就職活動を支援している。



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