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【就活】一般職への就活|メリットとデメリット

 一般職とは、会社から与えられた仕事をこなす、いわば雑用係です。 ビジネスを指揮する立場ではないため給料は安いですが、その一方で残業なし、休日出勤なし、 飲み会は免除、怒られることもあまりないとメリットはたくさんあります。

 ですが、パソコンやAIの登場で仕事がどんどんなくなってきており、 一般職の採用人数、そもそも採用する会社が今後なくなっていきます



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一般職のメリットとデメリット

 一般職で就職するメリットとデメリットを紹介していきます。 必ずしもいいことばかりではありません

 

メリット

 なんといっても仕事が楽という点です。

 総合職の場合、ビジネスを指揮する立場ですので顧客の新規開拓からプランの打ち合わせ、契約交渉に進捗管理、入金管理と、 やることは基本ビジネスの全てです。利益や資金繰りも考えなければなりませんし、苦労が絶えません。

 一般職はそれらの「お手伝い」です。新規開拓のためのパンフレットを注文したり、 事務用品を取りそろえたり、見積書をつくったり、入金伝票を書くのです。

 客先対応という意味では電話番くらいでしょうか。 基本的に会社から外に出ることはなく、社内で仕事が完結します。 あったとしても、ときどき郵便局や銀行に行くくらいです。

 残業や休日出勤はまず、ありません。 本来それらはするべきではないことですが、総合職は客先の都合もあるので仕方がなくやります。 仕事が社内で完結する一般職では、残業する意味があまりありません。

 その他のメリットとして、会社の飲み会が免除されます(定例の新年会や忘年会等は例外ですが)。 出世を目的としないので、特に上司に気に入られる必要もなく、 あえて志願して参加することもありません。

 社員旅行やボウリング大会等のイベントも一般職は希望制です。 総合職では当然のように強制参加ですが、一般職では好きに選択できます。

 また上下関係についても、多少敬語がおかしくても、上司に物申すときでも、 たいてい許されます。というか、あまりかたすぎることは求められていません。 年配のおじいさんが気軽に話しかけられるような雰囲気が重視されます。

 あまりきっちりしすぎているより、親しみのある接し方のほうが好まれるのです。 私の会社の一般職の女性も、年齢が近い人には年上であろうがタメ口です。

 そして会社のイベントに希望して参加しても、参加料はほとんど取られません。 社員旅行にもなると男性の5割くらいは出すことになりますが、 それでも1人で行ったときに比べてかなり割安になります。

 総合職は総合職で家族に給料を取られてしまうので、 イベント参加料はけっこう痛い出費になるのですが、 総合職のプライドによって一般職から多く徴収することはありません。

 仕事のミスもあまり追求されません。ミスはミスなので指摘はされますが、あまり厳しく怒られることはありません。 総合職の男はそういう生き物です。女性に対して強く言うのは正義に反するのです。

一般職と総合職の違い

 

デメリット

 デメリットは給料が安いことでしょう。

 入社時点では一般職も総合職もあまり変わらない仕事をするのですが、 その段階でも総合職には「将来性」を加味した給料が支払われます。 つまり、入社時点から給料に差が出るのです。

 その後の昇給スピードも異なり、さらに役付・役職手当なども一般職にはなく、 残業がない分、残業代もありません。入社2年目で年間100万円以上の差が出ます

 総合職は5年目で主任、10年目で課長補佐(係長)、15年目で課長と昇進していきますが、 一般職は10年目で主任になり、その後はほぼ昇進がありません。

 賃金表の同じ等級に滞留していると昇給スピードが遅くなりますが、 主任から上がらないということは、そのまま昇給スピードもさらに遅くなっていくというわけです。 退職するまで年収はほとんど上がらないでしょう。

 また、成長できないという点も大きなデメリットです。 大変な仕事は全部総合職の仕事です。つまり、ビジネスの実績がつかないというわけです。

 今後、一般職の仕事はパソコンやAIに取って代わられ、クリック1つで済むようになっていきます。 採用人数は減り、早期退職制度の対象になります。そうなったとき、転職先を見つけるのが難しくなります。

 

一般職の年収

 昇給については給料の仕組みで説明していますが、 昇給表にもランクがあり、一般職は総合職よりゆるやかに昇給します。 年に3000円~5000円という場合が多いようです。

 年収は300万円からスタートし、退職時点で500万円まで伸びるかどうかというところです。

 年金、所得税、住民税等を差し引くと13万円ほど残ります。 しかし一般職の場合は会社の飲み会も免除されることが多く、 また参加してもお金は払わなくていいので、つきあいでの出費がほぼありません。

 ただし、一般職は実家から通勤するのが前提になっており、 「家賃手当」は原則的にありません。これは転勤を前提とした総合職の手当てです。

 一方で、福利厚生が使いたい放題というメリットがあります。 会社の総合職は、一般職に対してかなり甘いです。 有給休暇を取得しようが、定時退社しようが、文句を言われることはありません。

 むしろ会社としては一般職が福利厚生制度を利用することで、 「我が社はこれだけ福利厚生制度が充実しており、去年は○○人が福利厚生を利用しました!」 と宣伝できるわけです。

 給料や手当こそほとんど期待できないものの、給料以外のメリットが多いということですね。

 

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著者:村田 泰基(むらた やすき)
 合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。 その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、8年間に渡り学生の就職活動を支援している。



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