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【就活】一般職と総合職の違い

 一般職総合職違いはなんでしょうか。 一般も総合も同じような意味に見えますが、実は一般職総合職には大きな違いがあります。 以下では違いを説明していきます。



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一般職とは?

 一般職とは、つまりは事務員です。

合コンなどでの
男「仕事は何やってるの?」
女「事務です
の事務です。

 会社によってはアソシエイト職などの名前がついていることもあるのですが、 総合職が働きやすい環境をつくるために、誰でもできる簡単な作業をしたり、 備品・消耗品の管理、入金伝票の作成、電話番をしたり、受付業務をするのが一般職です。

 悪く言えば雑用係ですが、一般職がいないと総合職の仕事も回らなかったりします。 会社にはバンバン電話がかかってきます。総合職がその電話をいちいち取っていては、仕事が進みませんね。 来客があって総合職がお茶くみをしていても、やはり仕事が進みません。

 一般職の仕事は、新入社員でもできることが多いです。 あまり一般職を多く雇っていない会社では、一般職の先輩がいないなんていうこともあるほどです。 「お前は仕事ができないな!」と怒られることもまずありません。

 一般職の仕事は、簡単な作業がほとんどですから、そのため総合職よりは早く帰れます。 定時で終わって残業なしという人も多く、休日出勤もありません。

 さらに飲み会も免除されることが多く、新入社員歓迎会や、送別会、忘年会、新年会を除いて、 突発的な飲み会や二次会にはまずついていかなくていいのです。

 一般職はプライベートを充実させることができます。 遊びも恋愛も、総合職に比べると自由度が非常に高いです。 有給休暇の取得も総合職に比べたら容易です

 一方で重い責任もなければ会社に利益を出しているわけでもなく、 会社のためにプライベートを犠牲にしている度合も低いので、給料は安いです。 初任給こそ総合職の1万円~2万円引きくらいですが、昇給が全然違います。

 一般職はほとんど昇給がありません。総合職が万単位で昇給していく一方で、 一般職は数千円程度の昇給です。数年後には1~2万円の差がもっと膨らんでいます。 バリバリ稼ぎたい人には、一般職は向いていないでしょう。

 そして転勤がないのが一般職の最大のメリットです。引越しをしなくていいわけです。 都会の会社に一般職で就職したら、田舎に飛ばされることはありません。 転勤がないから一般職を選ぶという人も多いです。

 総合職は男性でも女性でも採用するのですが、一般職は基本的に女性です。 「男ならもっと仕事しろよ!でも女の子は仕事ができなくてもいいよ。」という古い考えですね。 一般職で男性が採用されることはまずありません。

 

総合職とは?

 総合職は、将来の幹部候補生です。 公務員でいう「キャリア」であり、一般職が一生をかけてやっととれる「主任」に5年程度でなれます。 責任も重く、仕事は多いです。

 そのため総合職は残業も多く、休日出勤もよくあります。 会社の人とゴルフに行かなければならなかったり、資格取得をさせられたりして、 プライベートはあまりありません。

 会社の飲み会は強制参加で、よっぽどの事情がない限りはすべての飲み会に参加することになります。 残業代はつかないのに上司たちのお世話をしなければならないのです。 このようにして時間がどんどん食われていきます。

 また有給休暇は、制度上では1年に20日使えることになっているのですが、 実際に有給休暇を使えるのは年に0~5日程度です。残りの有給休暇は消滅します。 もはや有給制度があるのかどうかを疑うほど、有給をとれない会社はたくさんあります。

 その分、給料は高いです。初任給こそ一般職と1~2万円の差程度なのですが、 昇給が違います。一般職と比べて圧倒的なスピードで昇給しますので、数年たてば生活が非常に楽になっています。

 またプライベートがあまりないということで、お金を使う機会もそんなにありませんから、 貯金ができます。お金はどんどんたまっていきます。こうして貯めたお金を結婚資金にしたり、 車を買う資金にしたり、家を買う資金にしたりするわけです。

 

一般職と総合職の違い

 一般職は定時退社、残業なし、休日出勤なし、有給休暇あり、キツイ飲み会なしと、 理想の職場につくことができます。転勤もありませんので、引越しや環境の変化によるストレスがありません。

 一方で仕事は誰でもできることであり、雑用係なので、 やりがいが感じられないと悩む人もいるようです。 また給料は安く、昇進も一生に一度あるかどうかです。

 総合職は残業あり、休日出勤あり、有給休暇ほとんどなし、キツイ飲み会ばかりと、 嫌なことが多いです。プライベートの充実はあまり見込めません。 24時間365日会社のことを考えて生活するよう強要されます。

 転勤もあり、いろんなところを転々とさせられることもあれば、 一度も転勤をせずに昇進していく人もいます。どういう条件で転勤させているのかはいまいちわかりませんが、 いつ転勤を命じられるかわかりません

 一方で給料は高く、仕事もやりがいがあります。 昇進を重ねて少なくとも課長にはなれます。 仕事ができればさらに昇進して部長、本部長、取締役と上がっていきます。

 

エリア総合職と一般職

 エリア総合職は、一般職の延長上にある女性のコースです。 転勤はしたくないけど雑用係もいやだというわがままな女性のためにエリア総合職というコースがあるのです。

 会社としても転勤がいやだというだけの理由で一般職を選ぶ女性にも、バリバリ働いてほしいわけです。 そこで転勤なしだけど総合職というコースを作ることで、今まで一般職に流れていた女性を、 総合職として活用しようというものです。

 転勤しまくりの総合職に比べてエリア総合職は昇進があまり見込めません。 そのエリアでは課長になれても、全国を取りまとめる部署の課長にはなれないでしょう。 エリア総合職は、昇進の席が少ないのです。

 しかし昇給自体は総合職とエリア総合職で変わりません。役職手当の差だけです。 その意味では一般職よりやりがいがあって給料も高く、さらに転勤もない理想のコースのように思えます。

 エリア総合職と総合職の違いも紹介していますので、参照してください。

 

コース転換制度

 一般職から総合職へ、または総合職から一般職へというコース転換制度がある会社もあります。 一般職で入社したけど、やりがいが感じられないから総合職に転換するという女性のための制度です。 逆に総合職で入社したけど、結婚・出産を考えると総合職を続けるのは無理という女性が、一般職として会社に残れる制度でもあります。

 しかし途中で総合職になれるからとりあえず一般職で入社すればいいやというものではありません。 一般職から総合職にコース転換したからといってすぐに役職がつくわけでもなければ、 大幅に昇給するわけでもありません。

 コース転換で一般職から総合職になったら、新入社員と同じところからスタートとなります。 同期で最初から総合職をやっている人には到底追いつけません。

 総合職から一般職にコース転換すると役職は外れますし、給料も大幅に下がります。 バリバリ働いていたのに突然、雑用係になるのはとんでもない降格人事にでもあたったのかと思うほどです。

 バリバリ働いて高給取りになりか、のんびり働いて薄給で生活するのか、しっかり考えて就活しましょう。

 

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プロフィール写真

著者:村田 泰基(むらた やすき)
 合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。 その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、8年間に渡り学生の就職活動を支援している。



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