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【就活】実際リクナビ抜きで就活できるの?

 リクナビの「内定辞退率」販売問題を受けて、中央大学をはじめとした有名私大が「今後一切、学生に紹介しない」等、 厳しいコメントを発表しています。就活生としても「リクナビを使いたくない」という方は多いかもしれません。

 ですが、果たしてそれが可能なのかというと、リクナビ抜きの就活は成立しません。 安易に「使わない」判断をすると、せっかくの新卒カードを無駄にし、残念な40年間を送ることになるかもしれません。



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「内定辞退率」販売の何が問題だったのか

 リクナビは就活生のサイト内の行動をAIで分析し、「内定辞退率」を予想して企業に販売するという取り組みを行いました。

 他社へのエントリー状況、選考の進み具合の他、内定後も企業情報を検索しているなどの行動を監視して、 「この学生は内定を辞退するかもしれない」ということを、有料で企業に提供していたのです。

 このデータ提供について「学生に同意を得ていなかった」のが問題だと報道されていますが、 そうではないと思います。確かに同意を得ていなかったのは「悪」ですが、 もし登録前に読まされる長い「利用規約」に忍び込ませていたらセーフだったのでしょうか。

 

問題の本質は「企業が信頼されていない」こと

 問題の本質は、データを利用する企業側が信頼されていないところにあります。

 リクナビと企業の間の契約では、採用選考には一切使用しないことが合意されており、 リクナビ側、企業側双方とも「内定者のアフターケアのため」に使うという前提があったわけです。

 本当にそうだったら、大した問題じゃないはずですよね。

 ここが面白ポイントなのですが、そんなことは誰も信じてくれないということです。 「いや、絶対採用選考に使ってて『辞退しそうだからこの子は不合格ね』ってやってるでしょ!」と、 報道機関も就活生も大学も、みんな思っているというところです。

 企業は古くから不透明な採用選考を当たり前のように行ってきて、 今回データを購入していた企業の中にも「リクルーター面接」を行っているところもあります。

 「これは採用選考とは関係ありません」と言いながらインターンシップでは裏で評価シートを書き、 リクルーター面接では本番の面接に上げる学生を選別していたり、 選考解禁前に内々定が出るなど、もはやルール破りが当たり前な世界です。

 そろいもそろって「採用選考には使っていない」と主張する企業たちですが、 これほどまでに疑われて問題になるのは身から出た錆と言わざるを得ません。

 

本当に採用選考に使っていなかったのか?

 「内定者のアフターケアのため」というのはおそらく本当だと思います。 採用選考に「内定辞退率」は使っていなかったでしょう

 「AI」と聞くだけでトンデモ技術のように思われますが、 ただ「以前内定辞退した人と同じページを見ている」くらいの話です。 採否の決定に影響を及ぼすほどの高度技術ではありません

 実際、AIを使うと宣言している企業でも、データだけで採否を決めている企業はまだありません。

 AIを使うと宣言しているサッポロホールディングスやソフトバンクも、 「エントリーシートの自動仕分け」しかしておらず、そのエントリーシートすら最終的にはすべて人事が目を通している状況です。

 ただの「閲覧履歴」を見て優秀な学生を不合格にするような会社があったら、 逆にトンデモナイことです。まともな会社ではありません。

 

「内定辞退率」はもう販売できない

 就活生にとって1つ安心なのは、今後「内定辞退率」などのデータの販売はできないことです。

 リクナビはこの件で行政指導を受け、データを購入した企業も釈明に追われています。 この事件はどこからバレたのかはっきり書かれていませんが、 おそらく内部告発だと思います。

 もしリクナビ以外でこのようなデータ販売を計画している企業があったとしても、 この件を受けて中止せざるを得ないでしょう。

 そしてあえて学生に同意を得ようにも、ここまでイメージが悪化してしまったので、 同意も得られないどころか再びメディアやSNSで叩かれる原因になってしまいます。

 つまり、今後の就活でデータが販売されることはないと言えます。

 

就活から「リクナビ」を抜いたらどうなるか

 リクナビは就職情報サイトの最大手で、リクナビを通じてしか接触できない企業がいくらでもあるという前提があります。 さらに大学に講師を派遣して「業界研究セミナー」「エントリーシート講座」「面接対策講座」など、 多数のイベントを実施しています。

 そして合同説明会もリクナビが主催していますし、会社説明会の予約システム、 面接の予約システム、その連絡システムなど、現在の就活の仕組みはリクナビが支えています。

 これらを抜きにするとどうなってしまうでしょうか。

 

1:有名企業しか選考を受けられなくなる

 まず、「BtoC企業の中の有名企業」という、何万社あるうちのごくわずかしか就活生は知りません。 テレビCMや身近な製品で名前を知っている企業にしか、エントリーしようがなくなるというわけです。

 BtoB企業のようにビジネス界では常識だけど一般消費者には知られていない企業こそが日本産業を支えており、 「モノづくり大国」として本当の優良企業、例えば鉄鋼メーカーや化学メーカー、機械メーカーは、 リクナビが「業界研究セミナー」で教えてくれなければ、就活生は知る由もありません。

 さらに残念なことに、自社で専用の採用サイトを用意しているのは有名企業くらいです。 採用サイトのようなシステムを自前で準備するにはやはり、それなりのコストがかかります。 それをペイするくらい利用者がいればともかく、知名度の低い企業は手間ばかりかかって効果が薄く、仕方がありません。

 そこで、採用サイトの機能はすべてリクナビ任せな企業が非常に多いのです。 こうなると、リクナビ抜きには企業にエントリーすることすらできません。

 有名企業は知名度が高い分、ライバルも多いため、就活は激戦になります。 有名企業しか受けなければ、就活に失敗する可能性がほとんどでしょう。

 

2:すべて自力で調べなければならなくなる

 みなさんのようにインターネットを使って就活について調べられる人には問題ないかもしれません。 しかし、世の中そんなに賢い人ばかりではありません。

 これまで大学に講師が来て、業界研究セミナーなどを通じて「インターンシップに行かなきゃヤバイのか!」 「3月よりもっと前に就活が始まるのか!」とはじめて発覚する学生も大勢います。

 そんな「就活に対して意識の低い学生」をリクナビは救ってきたわけですが、 それがなくなってしまうと、希望からかけ離れた就職しかできない学生が量産されてしまいます。

 できれば新卒で「自分に合った会社」に入社したいものです。 昔と違って仕事が高度化しているため、適当に入った会社ではすぐうつ病になってしまうでしょう。 新卒の離職率が跳ね上がることが予想されます。

 さらに、会社探しを「大学の就職課に来ている求人票」でせざるを得なくなります。 無機質な紙切れ1枚を延々と眺めて、それが優良企業かどうかを判断するのは難しすぎます。

 そして採用サイトがなければ「今年の採用選考を受けたいのですが」と会社に直接電話しまくるしかありません。 どう考えてもメンドクサイですよね。

 

現実的に「リクナビ抜き」は無理

 現実的に考えて、リクナビ抜きの就活は無理です。 そうなるまで企業も大学も学生もリクナビに依存してきた長い歴史があります。

 もはや就活市場からリクナビを排除できないくらい、食い込んでしまっているのです。

 確かに「マイナビ」「キャリタス就活」などの他のナビサイトもあります。 ですが、就活市場は事実上「リクナビ」「マイナビ」の2社に支配されていて、 その両方を使わないと企業を網羅することができません。

 というのも、ナビサイトに企業が登録するには数百万円もの費用がかかり、 会社説明会予約システム、スカウト機能でのメール送信システムなどを使えば、さらに追加の費用がかかります。 会社にとってナビサイトはけっこう高額なサービスなのです。

 ましてや自前で採用サイトを構築するともっと高額な費用がかかります。

 よっぽど志望者が見込める有名企業でない限り、リクナビだけマイナビだけを使う会社が大半で、 会社のサイトにアクセスすれば「リクナビからエントリーしてください」とだけ書かれているものです。

 会社がリクナビ離れを起こすかといえば、余計な手間や費用がかかりすぎるので考えられません。 そして「リクナビからしかエントリーできないなら、この企業はサヨナラ」なんて就活生もいないでしょう。

 まともに就活をして、採用選考を受けるならリクナビは避けては通れない道なのです。

 

「死んでもリクナビを使いたくない!」人のための方法

 リクナビをどうしても使いたくないという人はどうすればよいでしょうか。

 まず、有名企業はプレエントリーできる確率が50%になります。 マイナビやその他のナビサイトしか使えないからです。

 一方で有名企業は自社のWEBサイトに採用特設サイトを持っていますから、 そこからプレエントリーすることができます。ただし、有名だけに激戦になりますから、 無い内定で就活を終える可能性が高いです。

 そこで、大学に来ている求人票を読み漁りましょう。 学生課・就職課へ行けば、A5サイズの求人票の束が1セットだけ置いてあります。 それを他の学生と取り合いながらじっくり読みましょう。

 その中から興味の湧いた会社を見つけて電話をかけます。

 「御社の選考を受けたいんですが…」

 「ではリクナビからプレエントリーしてください

 はい。詰みです。リクナビはどうしても使いたくないので、他をあたります。

 こうして余計な労力をかけてやっとの思いで内定を取るのですが、 就職してから悩みます。

 「あのときリクナビを使っていれば可能性は倍あったんだよな…

 新卒就活に本気を出せなかったのは「社会が悪い!」と言い訳しても、 失ったチャンスは永遠に帰ってきません。

 気持ちはわかりますが、「リクナビ抜き」なんてあなたのためになりません。やめましょう

 

4月の今から最短で内定をもらうには?

 

全滅リスクにセーフティネットを貼っておこう

 内定確度の高い応募先を持っておこう!

 平均的な就活生は30社に応募して、10社の面接に進みます。 ですが、これはあくまで平均。応募先が有名企業ばかりだと、運悪く全落ちの可能性すらあります。 その対策に、知名度の低い「隠れ優良企業」を志望先に加えたいのですが、名前も知らない会社は検索すらできません。

 そこで利用したいのが「OfferBox」です。

 SNSの要領でプロフィールを設定し、本番さながらの適性検査を受けると会社の人事がそれを読みます。 「あなたがほしい!」と思われれば、ときには書類選考が免除いきなり最終面接などの特典付きで選考に呼ばれます。 つまり、内定確度の高い応募先を確保できるというわけです。

 OfferBoxでは学生の知らない「隠れ優良企業」が待ち受けていて、 そんな会社の人事に響く「アピールの仕方」も書いてあります。 加えて本番さながらの適性検査も受けられるので、結果を見れば自己分析も簡単に終わります。

 学生なら完全無料な上に、登録するのが早ければ早いほど会社の採用枠が多く残っています学部3年生(修士1年生)の受付も開始していますから、今のうちに会社との接点をつくって全落ちリスクを減らしましょう。

→「OfferBox」の公式サイト

 

早期選考にまだ間に合う!

 就活まだ何もしていない人が勝ち組になる方法!

 「就活、まだ何もしていない」というその不安、実は正解です。 そして何より「選考がどんなものかわからない」のが最大の不安ではないでしょうか。

 それを解決するには早期選考に行くのが一番です。「選考に慣れる」ことができる上に、 通常選考よりライバルが少なく10倍受かりやすいため、「実はもう内定がある」という余裕を持つことすら可能なのです。

 そんな早期選考に招待されるために「インターンシップに行く」のが通常なのですが、 まだ何もしていない人でも「インターンなし」で、今から同じ条件に立てる方法があります。 それが「「ジョブトラ」に参加する」という方法です。

 ジョブトラは「合同説明会」に加えて「グループワーク」が実施されるのが特徴の就活イベントで、 事前準備なし最大6社の早期選考が一度に受けられるというものです。 「エントリーシート・自己分析」は不要で、「学部3年生(修士1年生)」なら就活完全初心者でOKです。

 もちろん学生は完全無料ですから、早期選考を受けて「まだ何もしていない」状態を解消し、 「選考には慣れている」あわよくば「実はもう内定がある」という状態に持って行ってしまいましょう。 イベントは「たった半日」です。通常選考で泥沼に浸かるくらいなら、ジョブトラへ行きましょう。

「ジョブトラ」に参加する

 

志望企業の内定者はどう書いた?内定エントリーシートを見よう!(その1)

 模範解答があれば憂いなし!

 あなたのエントリーシートは100点満点ですか? …と言われても、わかりませんよね。自己採点するにしても、その基準となる模範解答がなければどうしようもありません。

 もしこのまま提出して、果たして大丈夫でしょうか。

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内定エントリーシートを読む

 

志望企業の内定者はどう書いた?内定エントリーシートを見よう!(その2)

 選考体験談が詳しすぎる!

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内定ES・選考情報を読む

 

内定の前提条件をまだ満たしていない!?就活泥沼化の原因

 「自己分析」をよくわからないまま、放置していませんか?

 自己分析とは「ビジョンを決めてその実現ストーリーをつくること」ですが、 大卒総合職としての就活では「私は貴社とビジョンが一致しています」という特有の志望動機を要求されます。 ゆえに内定を得るためには自己分析をすることが前提条件です

 ですが、多くの就活生がよくわからないまま放置して内定がもらえず、5月以降も就活が長引いて泥沼化します。 「学歴」や「経験」がどれだけよくても、自己分析をしないだけで地獄を見るのです。

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 まずはアプリをインストールして、自己分析から始めてみましょう。もちろん完全無料です。

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プロフィール写真

著者:村田 泰基(むらた やすき)
 合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。 その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、8年間に渡り学生の就職活動を支援している。



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